2011年6月2日木曜日

UXD@日本デザイン学会春季大会

日本デザイン学会春季大会が、6月24日(金)より26日(日)に千葉工大で開催されますが、その中で、下記のようにユーザーエクスペリエンスデザインに関連する多くのワークショップやセッションがありますので、ご紹介します。

みなさんの参加をお待ちしています。詳細および申込はこちらから。



■講習会A「情報を分かりやすくする視点と技術、インフォグラフィックスの基礎」
日時:6 月24日(金)12:10-14:10
講師:木村博之氏(Tube Graphics)、上平崇仁氏(専修大学)
概要:私たちの身の回りには、伝え方の工夫でもっと使いやすく、分かりやすく、安全になるような事柄がたくさんあります。使う人の使い勝手や安心・安全を 考えることで、情報を提供する側の我々に求められていることが見えてきます。その事例を紹介や、分かりやすく引き付けるための表現技術を確認した上で、 ユーザー寄りの優しい視点を見つけるためのワーショップです。

■特別セッションB「家電・情報の未来とデザイン」
日時:6 月24日(金)15:50-17:50
セッションリーダー:河原林桂一郎(静岡文化芸術大学デザイン学部)
パネリスト:有吉 司(株式会社日立製作所 研究開発本部デザイン本部長)
  井上雅弘(株式会社東芝 デザインセンター長)
  加藤公敬(富士通デザイン株式会社 代表取締役社長)
  森 憲朗(LG Electronics Japan Lab. (株) 日本デザイン研究所
次長/責任研究員(チーフデザイナー))
概要:産業構造の変化とともに家電・映像・情報・通信機器のデザインには、ハード主体のモノづくりからインタフェースやソリューションに代表されるように 使い方や楽しみ方といった生活者の創造的満足への提案が求められています。こうした状況の中でユーザーや生活者との協働でデザインを開発するソーシャルデザインの動きも出てきました。電機業界の企業内デザイン部門が目指す未来とデザインの価値について、各社の考えやビジョンを語り合います。

■ 産学セッションA「W e b とU X デザイン」
日時:6 月25 日(土)15:10-17:10
セッションリーダー:浅野智(横浜デジタルアーツ専門学校)
パネリスト:安藤昌也(千葉工業大学)・脇阪 義則(楽天)・坂本貴史(ネットイヤーグループ)
概要:昨年、人間と人工物の関係を使いやすくするための国際規格ISO13407が改訂され、ISO9241-210として更に良いユーザー経験の創出と いう色彩が濃くなりつつある。このプログラムでは、モノのデザインに比べてイニシャルコストが低い分ユーザー経験に大きく注力できるWeb 業界のデザイン手法についてトップランナーの方々にお話を聞き、議論を深める。

■オーガナイズドセッションB「直感的なインタフェースデザインとその評価」
日時:6 月25 日(土)15:10-17:10
セッションリーダー:井上勝雄(広島国際大学)
パネリスト:安齋利典(三菱電機株式会社)
  広川美津雄(東海大学)
  井上勝雄(広島国際大学)
  平田一郎(兵庫県立工業技術センター)
  高橋克実(ホロンクリエイト)
概要:2012 年のHTML5 のリリースやスマートホンに代表されるように、新しいインタフェースデザインが登場し始めています。そこで、その新視点からのインタフェースデザイン研究が希求されています。そのキックオフというべきセッションを企画しました。パネリストがこれまで行なってきた直感的なインタフェースデザインに関係する研究とその評価手法について報告し、会場の参加者とともに討議します。

■学生交流セッションA「未来のためのワークショップ」
日時:6 月25 日(土)15:10-17:10(事前申し込みが必要です)
アドバイザー:岡本誠(はこだて未来大学)
       小早川真衣子(多摩美術大学CREST)
       佐藤優香(国立歴史民俗博物館)
       原田泰(千葉工業大学)
学生リーダー:はこだて未来大学などより4-5 名
概要:目の前のコンテンツとの関わり方、さらにはそこから得られた価値を社会化していくためのデザインを探るワークショップ。テーマは「歴史博物館」を想 定し、フィールドワーク、表現、発表、ディスカッションまでを大会期間中に実践する予定。情報デザイン、建築デザイン、情報工学、認知科学、教育工学な ど、様々な分野の学生が、専門家とともに膝を突き合わせて目の前の対象をデザインしていく場をつくり、分野と世代を超えた交流をめざす。


■学生交流セッションB「“楽しさのミナモト”交流ワークショップ」
日時:6 月26 日(日)14:10-16:10(事前申し込みが必要です)
アドバイザー:安藤昌也(千葉工業大学)
       寺沢秀雄(はこだて未来大学)
       山崎和彦(千葉工業大学)
学生リーダー:千葉工業大学などより4-5 名
概要:このワークショップでは、オモチャ遊び体験をテーマに、他者のオモチャ遊びの観察などを通して“楽しさのミナモト(源)”探しをします。また、発見 した楽しさのミナモトを基に、新しいオモチャのアイディアを発想します。このワークショップは、多様な大学の学生で構成されたグループで行い、協同作業を 通して互いに交流を深めます。

■下記のセッションも開催
創造性研究部会 「デザイン思考とデザイン力」
情報デザイン研究部会 a 「情報デザインのプロセスと手法
情報デザイン研究部会 b 「知覚・認知とインタラクション」
情報デザイン研究部会 c 「コミュニケーションとコミュニティ」
情報デザイン研究部会 d 「コンセプトと表現」
情報デザイン研究部会 e 「テクノロジーとメディア」
サービスイノベーションデザイン研究部会 「サービスイノベーションデザイン」
デザイン理論・方法論研究部会 a 「デザイン科学の枠組みとタイムアクシス・デザイン」
デザイン理論・方法論研究部会 b 「形態論と創発デザイン」
デザイン理論・方法論研究部会 c 「感性デザインと情緒デザイン」
デザイン理論・方法論研究部会 d 「ロバストデザイン,ユニバーサルデザイン,ユーザビリティ」

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