2015年3月19日木曜日

第17回UXD initiative研究会「UX and Emerging Technologies」参加募集

Service Design Salon Vol.7/第17回UXD initiative研究会
「UX and Emerging Technologies」

Internet of Things(モノのインターネット化:IoT)やウェラブル端末の躍進に伴い、テクノロジーとデザインの融合が問われ始めています。今回はコンセントが主催するサービスデザインサロンと UXD initiative との合同企画として、TEDx や IxDA などの国際会議でスピーカーを務めるDirk Knemeyer氏をゲストにお招きし、テクノロジーの側面からデザインないしはユーザエクスペリエンスの今後について議論を深めたいと思います。

尚、本イベントはすべて英語で行われます。通訳はございませんのでご了承ください。

■日時:2015/04/03 (金) 18:00 - 22:30
■会場:多目的クリエイディヴ・スペース「amu」(恵比寿)
            東京都渋谷区恵比寿西1-17-2
■チケット:一般(懇親会費込) ¥2,000
■申し込み:http://peatix.com/event/79320

■プログラム:
18:00 開場

18:30〜19:30「UX and Emerging Technologies」
        Dirk Knemeyer(Involution Studios)

19:50〜20:40 パネルディスカッション
・Dirk Knemeyer(Involution Studios)
・長谷川 敦士(株式会社コンセント 代表/インフォメーションアーキテクト)
・山崎 和彦(千葉工業大学 教授)
・モデレーター:坂田 一倫(株式会社コンセント ユーザーエクスペリエンスアーキテクト)

20:40〜22:00 懇親会

■ゲストプロフィール:
Dirk Knemeyer氏(@dknemeyer)
Involution Studios ファウンダー兼会長/Rosenfeld Media アドバイザー
http://dirk.knemeyer.com/
http://rosenfeldmedia.com/expert/dirk-knemeyer/#bio

ユーザエクスペリエンスに特化したエージェンシー「Involution Studios」のファウンダー兼会長。クライアントにアップル、マイクロソフト、オラクル、ヤフー、ペイパルなどがあり、米オバマ大統領の公式ウェブサイト「BarackObama.com」の企画と設計も手掛ける。テクノロジーとマーケット、行動科学の未来を見据えるフューチャリスト。過去に100以上の記事を Business Week に寄稿し、ヨーロッパやアメリカを拠点に年間50以上のスピーチやカンファレンスでのキーノートを担当。ソフトウェアに限らず学校やフィットネスクラブな ど15以上の幅広い組織の役員を兼任。趣味はゲーム開発と子供と遊ぶこと。

ゲストからのメッセージ:

我々は今、当時はサイエンス・フィクションとされていた現象が現実となりつつある時代に生きています。スタートレックに登場する携帯用装置トリコーダーを彷彿とさせるようなスマートフォンやMITが製作した、ステルス製ロボット型チーターはまるでハリウッドの映画から飛び出したかのよう。少しづつではありますが、未来を垣間見ることができるこれらの進化によって、ユーザエクスペリエンスの土台となるファウンデーションを見つめ直すきっかけが生まれてきています。

ユーザエクスペリエンスの基本概念はハードウェアとソフトウェアをルーツとしており、ウェブデザインの進展に伴い進化してきました。ただ、今日では前述のようにその原点となるデジタル製品に立ち返っているような気がしています。これらの製品ないしはプロダクトは、ここ数十年で語られてきたシンプルで、かつ画面を基点としたテクノロジーの発展とは異なる、本来ユーザエクスペリエンスが扱うべきドメインなのです。ユーザエクスペリエンスは科学的な最先端技術との親和性が高く、例えばモノのインターネット化(IoT)においても日常がサイボーグ化し、生物学や機械工学、人間工学など正にユーザエクスペリエンスに求められる専門知識が必要となる業界が確実に広がりつつあります。

ユーザエクスペリエンスないしはユーザエクスペリエンス・デザインは今後どのように発展していくべきでしょうか?答えは我々に委ねられていますが、学び、そして育み、適応していくためにはこれまで想像もつかなかった世界を探求していく必要があるのではないでしょうか?

ぜひ一緒に未来におけるユーザエクスペリエンスの可能性について探っていきましょう。
(Dirk Knemeyer)